あきた芸術劇場ミルハスの「バックステージツアー(お仕事体験編)」が12日、中ホールで行われました。小学生28人が参加。スタッフに教わりながら、舞台監督と音響、照明の仕事を体験しました。
まずは、ホールの特徴や舞台の仕事内容についてスタッフが解説。ホール内のさまざまな場所にあるスピーカーから音を流して聞こえ方を比べたり、舞台の「せり」部分が昇降する様子を見学したりしました。
続いて、3班に分かれて仕事を体験しました。子どもたちはそれぞれ役割を決めてスタンバイ。舞台監督役が無線機を通して「3、2、1、ゴー」と合図を出すと、音響役が機械を操作して音楽を再生し、照明役が舞台の背景に多彩な色と模様の照明を当てました。幕を手動で開閉する作業も体験。舞台の上では思い思いにポーズを決めたり踊ったりして「スター気分」を楽しみました。
参加した子どもたちは「それぞれの仕事のタイミングを合わせるのが難しかった」「舞台で踊れて楽しかった」と元気いっぱいに話していました。
お仕事体験企画は5月に続いて2回目の開催。子どもたちに舞台の仕事の魅力を伝え、普段はできない特別な体験を楽しんでもらおうと夏休みに合わせて開催しました。今後も開催する予定です。