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舞台のお仕事、楽しく体験! ミルハス「バックステージツアー」に児童28人

2024.05.06

 あきた芸術劇場ミルハスの「バックステージツアー(お仕事体験編)」が6日、大ホールと中ホールで開催されました。小学生を対象としたゴールデンウイーク特別企画。参加した児童28人は、舞台や楽屋を見学した後、音響や照明といった舞台スタッフの仕事を体験しました。

 最初に大ホールを見学。案内したスタッフは「照明を兼ねた天井の音響反射板や、でこぼこした形の壁面のおかげで、音が豊かに響く構造になっています」などと説明しました。

 ホールの見学会はこれまでも不定期で開催してきましたが、今回は初めて「お仕事体験」の時間も設けました。子どもたちは3班に分かれ、中ホールで音響、照明、舞台監督の三つの仕事を体験。舞台上で流す音楽や、照明の色と模様を自ら選び、実際に機械を操作して舞台を彩りました。

 舞台監督役の児童は、無線機を使って音響役、照明役と連携を取り、演出のタイミングについて合図を出しました。また、歌舞伎の演出などで使われる「せり」に乗って舞台上に登場し、思い思いにポーズを取ってみせました。子どもたちは、普段は目に見えない裏方の仕事の面白さを知り、大満足の様子でした。

 見学会は今後も開催予定です。詳細が決まりましたら、ホームページや公式SNSなどで告知いたします。

音響スタッフ(左)から機械の使い方を教わる子どもたち
音楽のイメージに合わせて照明の色と模様を選んだ
無線機を使って音響役、照明役と連絡を取る舞台監督役の児童
せりから舞台に登場し、元気いっぱいにダンス
県内随一の広さを誇る大ホールの舞台も見学した