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大ホールにフルコン響かす 41組、思い思いの曲リレー 第2回ピアノマラソン開催 

2024.02.18

 あきた芸術劇場ミルハスの第2回ピアノマラソンが2月18日、ミルハス大ホールで開かれました。41組43人が次々に登場し、10分以内の持ち時間でフル・コンサート・グランドピアノ(フルコン)3台を自由に使い、思い思いの曲を弾き演奏をつなぎました。

 前回、選べるピアノはスタインウェイ社製2台でしたが、今回はヤマハCFXも加わり3台に。音響反射板のセットされたステージに、フルコン3台が並ぶぜいたくな眺めとなりました。公募に応じて6歳から69歳まで、ピアノのキャリアもさまざまな人たちが集まりました。演奏曲もクラシックの名曲から映画音楽、ポップス、歌謡曲と多彩。ピアノの音色の違いもあり、観客(入場自由)にとっても気軽に楽しめるリレー演奏会となりました。

 今回の最年長だった山田祥子さんは演奏後、「ヤマハのピアノが好きなので、今回ヤマハを選べて良かった。ホールの響きが良く、自分の弾く音がよく聞こえて気持ちが乗りました」と笑顔。キャリア10年という田山夏音さん(14歳)は「やはり大きなホールで弾くのは楽しい。あまり機会がないので貴重な経験になりました。ピアノが3台並んだのも面白いですね」とステージを楽しめた様子。ピアノを始めてまだ半年ほどという小松宏明さん(52歳)は「ふだんは娘のために買った電子ピアノで練習している。指が震えた割にちゃんと弾けたのは、素晴らしいピアノの音で気持ちが入ったからかも」と満足げでした。

 

41組43人が参加したミルハスの第2回ピアノマラソン