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児童1,700人、「温かい心」に浸る 劇団四季ミュージカル こころの劇場「エルコスの祈り」上演

2023.10.05

 あきた芸術劇場ミルハスの主催事業として10月5日、劇団四季こころの劇場ミュージカル「エルコスの祈り」が大ホールで上演され、秋田市内23小学校の4~6年生計約1,700人が、心を持ったロボットの温かさによって子供たちが輝きを取り戻していく物語を楽しみました。

 こころの劇場は、一般財団法人舞台芸術センターと劇団四季が全国の子どもたちに舞台を通じて命の大切さや人を思いやる心、信じ合う喜びなどを伝えようとするプロジェクト。新型コロナウイルス感染症の拡大時期を挟み秋田市では4年ぶりの開催となりました。初めてミルハスの大ホールに入った子どもたちも多く、席に着くと開演前から会場は興奮気味。幕が開き、にぎやかな歌が流れだすとすぐに盛んな手拍子が湧き、不穏な展開にざわつき、コミカルな演技には弾けるような笑い声が起きる一方、清らかな歌声には静かに聞き入るなど、素直に刺激を受ける児童たちの様子が見てとれました。

「エルコスの祈り」のカーテンコール