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歌謡曲にシャンソン、民謡 ミルハスロビーコンサート 聴衆50人、気軽に楽しむ

2023.08.29

 「県の記念日」にちなんだロビーコンサートが8月29日、ミルハスエントランスロビーで開かれました。三つのグループが30分ずつ出演し、客席の入退場は自由。聴衆延べ約50人が、歌謡曲やシャンソン、民謡などの演奏や歌を楽しみました。

 今回のコンサートは、JR秋田駅(西口)近くにある「あきた文化交流発信センター ふれあーる AKITA」(フォンテAKITA6階)との連携事業で、出演したのはふだん同センターで発表活動をしている方々です。会場の多目的スペースには臨時のステージが組まれ、音響や照明の機器も設置されました。

 最初に登場したのは二人組の「シャイネス」。ギターの伴奏で懐かしい歌謡曲やだれもがどこかで聴いたことのあるボサノバの名曲をしっとりと聴かせました。続いて登場した「カチューシャ安田と仲間たち」はアコーディオン演奏にチンドン太鼓を組み合わせ、シャンソンやロシア民謡の演奏に歌唱を交えて味わい深い世界に聴衆を引き込みました。トリを務めた「日本民謡梅若流梅若会」は歌い手が入れ替わりながらなじみの曲を次々と披露。客席からはいつの間にか盛んな手拍子が送られていました。

 この日は大中両ホールの見学ツアーもありました。約30人が参加し、両ホールの客席やステージを見て回りました。

日本民謡梅若流梅若会のステージ。盛んな手拍子を誘いました