あきた芸術劇場ミルハスの開館準備事務所は28日、来年6月開館、9月23日グランドオープンに向けた2回目の利用予約説明会を秋田市文化会館で開きました。県内のテレビ局や新聞社、学校の関係者ら約30人が出席しました。
事務所職員が利用予約の申し込み方法や確定までの流れを説明したほか、県と市の条例に定められている各施設の利用料金の上限額を示しました。出席者からは、大・中ホールでのリハーサルでスタッフが客席に立ち入る場合は、客席を使用しない料金に分類してほしいとの声が上がりました。公演前の準備作業が深夜に及んだときの追加料金の有無に関する質問もあり、事務所職員が「他の文化施設も参考に検討したい」と答えました。
一般利用は研修室、創作室、練習室が来年6月5日の開館記念式典後に、大・中・小ホールがグランドオープンイベント後にスタートします。大・中・小ホールは開館記念式典後からグランドオープン前まで、舞台機材の確認やスタッフが技術習熟に取り組む期間となります。利用予約の受付開始日は利用形態や施設の種類に よって異なります。全国規模のイベントなど所定の要件を満たした場合は先行予約の対象となります。