あきた芸術劇場ミルハスと秋田市文化創造館とのコラボ企画「こんにちは!おとなりさん」が18日、両施設を会場に開かれた。ミルハスではオープンステージとして県民が大ホールのステージに上り、歌やダンスを披露するなど多彩な催しが繰り広げられた。
「こんにちは!おとなりさん」は文化創造館とミルハスの初めての連携イベント。両施設についての問題を解くクイズラリーでは、親子で一緒に考えながら施設内を巡っていた。正解者にはオリジナルのバンダナやエコバッグなどが贈られ、クイズ参加者は笑顔を見せていた。
大ホールでのオープンステージには、公募により決まった10組が登場。バンドや盆踊り、フラダンス、カラオケなどの愛好家が次々とステージに上り、日ごろの練習の成果を披露した。よさこいを披露した金西どじょふなKIDSの菊地綾さん(金足西小4年)は「少し緊張したけど楽しかった。練習したことを全部出せた」と話していた。
あっちこっちパレードとして、パフォーマーやワークショップに参加した市民らが楽器などを手に両施設をパレード、最後はミルハス大ホールでパフォーマンスを披露した。
エントランスロビーでは秋田市のジャズピアニスト早川泰子さんのミニコンサートが開かれ、多くの観客がジャズの音色に酔いしれた。ロビーの一角には特設バーカウンターが設けられ、ビールやカクテルを手にコンサートを楽しむ人の姿も見られた。