あきた芸術劇場ミルハス「吹奏楽クリニック」が18日、中ホールなどで開かれ、秋田市内の中高生28人が山形交響楽団の奏者から基本的な技術などを学んだ。
クリニックは、中高生の演奏技術の向上を目的にミルハスが企画。指導には山形交響楽団の松岡恒介さん(トランペット)、太田涼平さん(トロンボーン)、川上一道さん(クラリネット)の3人があたった。
楽器ごとに3組に分かれて開かれ、楽器の扱い方、吹き方などを実際に音を出しながら学んだ。
クラリネットを指導した川上さんは「息の吸い方、吹く時の口の形、舌の使い方を中心に教えた。緊張もしていたようだが、要点をメモに取るなど、まじめで向上心があると感じた」と話した。
トロンボーンの指導を受けた大山由人さん(泉中2年)は「吹き方はもちろん、音の出し方まで大切なことを教えてもらった。とてもいい機会になった」と話していた。