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稽古の成果、存分に ミュージカル「欅の記憶・蓮のトキメキ」公演初日

2023.01.14

 県民・市民参加型ミュージカル「欅の記憶・蓮のトキメキ」が14日、あきた芸術劇場ミルハスの中ホールで上演されました。公募に応じた県内の10~60代の45人がステージ狭しと演じ、歌い、踊り、会場から万雷の拍手が送られました。公演は、あす15日も開催されます。

 ミュージカルはミルハス開館記念事業の一つで、ミルハスの〝前身〟である県民会館に3世代にわたり親しんできた家族の物語。芸術や文化の力でさまざまな困難を乗り越えようとする姿を描き、秋田の風物や歴史を随所に盛り込んでいます。出演者は2021年12月のワークショップを皮切りに、本番に備えてきました。

 この日は積み重ねてきた稽古の成果を存分に発揮。笑いあり、涙あり、感動ありの舞台が、約600人の観客を魅了しました。カーテンコールでは「秋田県民歌」を歌いました。帰路に就く観客からは「良かった」「感動した」といった声が聞かれ、公演を心底楽しんだようでした。

 初日を無事に終えた出演者は一様にほっとした様子を見せるとともに、あす15日の公演に向けて気持ちを新たにしていました。
 
 

約600人の観客を魅了した公演初日。45人の出演者がステージ狭しと演じ、歌い、踊りました