あきた芸術劇場ミルハスは4日、新年の営業が始まりました。今年最初の催しとして見学会を開き、劇場スタッフが3回にわたって大・中ホールを案内しました。
県内外から計118人が参加。ホールに入った参加者は椅子の座り心地を確かめたり、ステージ上から緞帳(どんちょう)が上がり客席が見えるまでを体験して出演者の気分を味わったりしました。舞台裏に並ぶ楽屋も見学しました。
普段は催しが入っているため立ち入ることができないホールを見学できるとあって、参加者は興味津々の様子。職員の説明に熱心に耳を傾け、盛んに写真を撮っていました。
2回目の見学前には、ミルハス周辺の史跡や文化施設に関心を持ってもらう機会を設けました。久保田城址歴史案内ボランティアの会の小国裕実会長が、土塁跡やお堀など千秋公園に見られる江戸時代の痕跡について解説したほか、職員が周りの美術館やホールなどを紹介しました。