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大ホールに感嘆の声! 236人が開館近づくミルハスを見学

2022.04.11

 6月の開館が近づく中、あきた芸術劇場ミルハスの施設見学会が9、10日開かれ、抽選により当選した236人が劇場内を巡りました。
 各日3回、計6回実施。参加者は開館準備事務所スタッフの説明を聞きながら約1時間かけて大・中・小ホールや楽屋、エントランスロビーなどを見て回りました。
 2千人超を収容し、東北有数の規模を誇る大ホールに入ると、参加者から「おー」と感嘆の声が上がりました。舞台に設置された音響反射板の仕組みをスタッフに尋ねたり、客席の座り心地を確かめたりする姿が見られました。舞台照明を明るくする一方、客席を暗くして公演時の雰囲気を味わう趣向も楽しみました。
 参加者の目を引いたものの一つが、秋田の伝統工芸を生かした数々の装飾。 樺細工や曲げわっぱなどを組み合わせた総合案内では多くの参加者が写真を撮っていました。なかなか出入りする機会のない楽屋にも興味津々の様子でした。
 今回の見学会はコロナ禍のため中止となった建設現場見学会(1月29日、2月5日)の代替措置。計2200人超から応募がありました。

大ホールの客席に座り、開館準備事務所スタッフの説明に耳を傾ける参加者
秋田の伝統工芸品を組み合わせた総合案内。多くの参加者が写真を撮っていました