あきた芸術劇場開館準備事務所が1日、秋田県庁第2庁舎の創業支援室内(B-7)に開設しました。開所式が同日、同支援室前で開かれ、出席者は2022年3月のあきた芸術劇場オープンに向けて、準備を加速することを誓いました。
開所式には、劇場の指定管理者に決まっているAAS共同事業体を構成する秋田県総合公社、秋田魁新報社、スペースプロジェクトの3者の代表が出席。このほか、劇場を連携して建設している県と秋田市の幹部職員、共同事業体の協力企業のわらび座、劇場内にレストランを開く予定の秋田キャッスルホテルの代表らも出席しました。
開所式では、県総合公社の柴田公博理事長、秋田魁新報社の佐川博之社長、スペースプロジェクトの成田清社長が準備事務所の看板を除幕。柴田理事長は「オープンまでに準備に努めていきたい。県民、市民に喜ばれ、信頼される施設を目指す」とあいさつ。佐川社長は「共同事業体を構成する3者が三位一体となり、利用者本位、県民本位の施設にしたい」、成田社長は「劇場の催しを多くの県民に鑑賞してもらい、文化の発展のために努力していく」と述べました。
開館準備事務所は3者の6人体制で、今後は芸術劇場の広報、PRやカウントダウンイベントなどに取り組み、芸術劇場竣工後は劇場内に正式に事務所を置きます。