県民・市民参加型ミュージカル「欅の記憶・蓮のトキメキ」の演劇ワークショップが26日、秋田市の市文化会館で開かれた。参加者は台本の一部を読み込み、役になりきって実際に演じた。
ワークショップでは、演出家の畑澤聖悟さんがせりふに込められた思いや背景などについて説明。続いて参加者が主人公やその孫娘、ナレータ―などに扮(ふん)し、演技を披露。参加者は役に感情移入し、熱のこもった演技をみせていた。ユーモラスな場面では笑いに包まれるなど、和やかな雰囲気の中でワークショップは進んだ。
畑澤さんは「参加者の意識がいい方向に変化している。最初の印象とは違ってきた人もいる。表現するということをみんなが楽しんでいる」と話していた。