9月18日、あきた芸術劇場ミルハスで、ニッセイ名作シリーズ2026音楽劇「ロドリゴ・ラウバインと従者クニルプス」秋田公演が開催されました。ミルハスとニッセイ文化振興財団が主催した子ども招待観劇事業。小学3、4年生を中心に秋田市と男鹿市から招待された10校の計700人余りがミルハス大ホールの客席に座り、本格的な舞台芸術を鑑賞しました。
作品は児童文学の巨匠ミヒャエル・エンデの遺作を日生劇場が日本で初めて舞台化したもの。大悪党になる夢を持つ少年クニルプスが伝説の悪党騎士ロドリゴ・ラウバインの城を訪ね、従者になろうとしますが、ロドリゴは、実は心優しい臆病者。二人の出会いは王宮のフィリッパ姫らを巻き込んで王位を狙う魔術師や魔術師とともに悪事をたくらむ竜と衝突することになります。
開演前から興奮気味だった子どもたちですが、クニルプスがフィリッパ姫と「ゾクゾク森」を抜けていくスリルを共有し、ロドリゴの本当の人間性に気付いていくクニルプスと自分らしく生きる勇気を持つ決意をしたロドリゴが新たなきずなを結ぶ様子に引き込まれていったようでした。舞台は人形劇の要素も豊か。アニメキャラのような等身大の魔術師の人形が巧みに操られ、巨大な竜が舞台上で躍動する様子に客席の多くの目がくぎ付けになっているようでした。物語が大団円を迎えると、子どもたちの小さな手から大きな拍手が湧いていました。




