県民・市民参加型ミュージカル「欅(けやき)の記憶・蓮(はす)のトキメキ」の上演に向けた2回目のワークショップが19日、秋田市の市文化会館練習室で開かれました。公募で集まった出演者40人が参加し、「浜辺の歌」や「ふるさと」を一人ずつ歌い、自らの音域を確認しました。
ワークショップでは、音楽監督でシンガーソングライターの渡部絢也さん(秋田市)と同助手で声楽家の茂木美竹さん(大仙市)が指導。出演者は腹式呼吸の方法などを学んだ後、伴奏に合わせて一人ずつ歌いました。歌う前は緊張した面持ちでしたが、歌い始めると堂々と精一杯声を出していました。続いてミュージカル「アニー」の挿入歌「トゥモロー」を全員で練習しました。
渡辺さんは「皆さんには伸びしろがあります。もっともっと上手になります。引き続き頑張りましょう」、茂木さんは「それぞれが喉という唯一無二の楽器をもっています。自らが持っている楽器を愛し、体の使い方を覚えることで、3倍も4倍も声が出るようになります」と話していました。