あきた芸術劇場ミルハスの「第4回ピアノマラソン」が23日、大ホールで開催されました。ミルハスが所有するフル・コンサート・グランドピアノ3台を自由に演奏できる毎年人気の企画。24組28人が出演し、きらびやかな演奏を響かせました。
音響反射板を設置したステージに、スタインウェイ製2台とヤマハ製1台のピアノを用意。出演者は音色の好みや曲目に合わせてピアノを選んで弾きました。ピアノを習い始めて2カ月の女の子からピアノ歴50年以上のベテランまで、多彩な出演者が登場。3人で連弾を披露した人もいました。
能代市から参加した60代女性はバッハのパルティータ第2番を演奏し、3台全てのピアノを順番に弾き比べました。演奏後、「どのピアノもメンテナンスが行き届いているのが分かって、気持ちよく弾けた。表現力に深みを感じるステージ中央のスタインウェイが一番好き。ピアノの音色やタッチの違いを体感できるありがたい機会だった」と笑顔で語りました。
ポップスやクラシックなど個性豊かな演奏が観客を楽しませました。出演、ご観覧いただいた皆さん、どうもありがとうございました。