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舞台の仕事に興味津々! 夏休みの児童18人「おしごと体験会」参加

2025.08.17

 夏休みの小学生を対象にした「舞台のおしごと体験会!」が17日、あきた芸術劇場ミルハス中ホールで開催されました。県内の児童18人が参加。コンサートなどの華やかなステージを支える音響や照明、舞台管理の仕事を体験しました。

 まず始めに職員が中ホールの特徴を紹介し「大ホールに比べて音が反響しすぎないため、演劇などせりふのある公演に適している」と説明しました。さらに、壁や床が黒色で統一されている理由について「ステージに立つ人の顔がはっきり見える効果がある」と解説。子どもたちは興味津々の様子で耳を傾けていました。

 続いて、3人ずつのグループに分かれ、舞台スタッフに教わりながら仕事を体験。舞台管理を担当した児童はインカム(無線機)で音響・照明担当の児童に合図を出し、音楽に乗ってステージに登場しました。照明担当は舞台の背景幕に好みの色や柄を投影。音響担当は登場シーンに合わせて音楽を鳴らし、徐々に音量を上げて会場を盛り上げました。

 参加した児童は「音響の部屋にスイッチがたくさんあってびっくりした」「ステージに出てくる時に緊張した」などと話していました。司会を担当した職員は子どもたちに「見えないところで、スタッフが息を合わせて一つのステージをつくっていることを覚えていてほしい」と呼び掛けました。

照明担当の児童。幕に好きな色や柄の光を投影した
音響班。タイミングを合わせて機械を操作した
音楽に合わせてかわいらしく登場
舞台スタッフ(左)にインカムを付けてもらう児童