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ドラゴンクエストの名曲に浸る 山響特別公演に1800人

2025.03.08

 「山形交響楽団特別公演inミルハス ドラゴンクエストの世界」が8日、あきた芸術劇場ミルハス大ホールで開催されました。幅広い世代に人気のゲーム「ドラゴンクエスト」の名曲が、大迫力のオーケストラ演奏で響き渡りました。訪れた約1800人は、ゲームの世界に思いをはせながらじっくりと耳を傾けていました。

 演奏したのは『交響組曲「ドラゴンクエストⅪ」過ぎ去りし時を求めて』(すぎやまこういち作曲)の全19曲。秋田市出身でミルハスアドバイザーの佐々木新平さんが指揮しました。

 戦いの場面を思わせる猛々しい曲や、焦燥感を駆り立てる緊迫した雰囲気の曲など、イメージの異なる多彩な音楽が観客を楽しませました。ゲームを知らない人でも、ドラゴンクエストの世界を想像しながら音楽に浸ることができる時間でした。

 開演前には、大ホールホワイエで秋田市内の高校生18人と山響団員11人によるプレ演奏も行いました。誰でも一度は聴いたことがあるだろうおなじみのテーマ曲など2曲を演奏。大勢の観客が詰め掛け、コンサート前の期待感を膨らませました。

ドラゴンクエストの音楽を大迫力のオーケストラ演奏で届けた
大ホールホワイエで行ったプレ演奏。大勢の観客が詰め掛けた