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舞台『飛び立つ前に』

あきた芸術劇場ミルハス開館3周年記念!
東京芸術劇場制作の舞台がミルハスで初の公演!

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橋爪 功が演じる、人生の終幕に見える風景と情熱 ―
話題作『飛び立つ前に』ついに日本初演!
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舞台『飛び立つ前に』
開催日
2026年1月24日(土)~25日(日)
時間
開場 13:30開演 14:00 (両日とも)
会場
中ホール
料金など
全席指定席
一般…11,000円
U25…6,600円

一般販売 10月25日(土)10:00~

【プレイガイド 】
〇あきた芸術劇場ミルハス
 ①1F管理事務室(9:00~17:00)  
 ②ミルハス公式サイト チケット購入ページ
 ③電話予約 018-838-5822(9:00~17:00)
 ※セブン-イレブンでのお支払い・発券
〇さきがけニュースカフェ

※未就学児の入場不可
※車いす席を購入希望の方はあらかじめお問い合わせください。
※U25チケットを購入の方は当日入場時に身分証の確認をさせていただく場合がございます。
お問い合わせ
あきた芸術劇場ミルハス 018-838-5822
関連リンク
特設サイト
備考
【作】フロリアン・ゼレール
【翻訳】齋藤敦子
【演出】ラディスラス・ショラー
【出演】橋爪 功 若村麻由美 奥貫 薫 前田敦子 岡本圭人 剣 幸

【ストーリー】
著名な作家アンドレとその妻マドレーヌは、パリ郊外で穏やかに暮らしている。
しかし、50年にわたる結婚生活を振り返るうちに、ふたりの関係が思い描いていたような「完璧な愛」ではなかったことに気づき始める。
娘たちの訪問を前に準備を進めていたある日、奇妙な出来事が次々と起こる。
差出人不明の花束が届き、そして過去の影をまとった謎めいた女性が姿を現す…。

主催:あきた芸術劇場ミルハス、秋田魁新報社
後援:在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ
企画制作:東京芸術劇場


====鑑賞支援サービスを実施します!====

目のみえない・みえにくい方、耳のきこえない・きこえにくい方向けの鑑賞支援サービスを実施します。

【目のみえない・みえにくい方向け】
①事前説明会の開催…公演内容や舞台配置など開演前にご説明し、公演のイメージをお伝えいたします。
②お座席までのご案内…劇場へ入館後、スタッフがお座席までご案内します。
③盲導犬の入場…盲導犬と一緒に客席へ入場できます。

【耳のきこえない・きこえにくい方向け】
①ポータブル字幕サービス…お手持ちのスマートフォンやタブレットへセリフをリアルタイムで表示します。
②FM補聴システム…公演の音声を専用の受信機へ送り、イヤホンで聴きとることができます。

サービスご利用希望の方はミルハスまでお問い合わせください。
また、9月23日(火祝)にサービスのお試し会・視覚障害を持つ方向けのバックヤードツアーを開催いたします。参加希望の方はお問い合わせください。

世界が絶賛するフロリアン・ゼレールの傑作、待望の日本初演!

フランスの小説家・劇作家フロリアン・ゼレールは、日常に根ざした人間の心の機微を鋭く描き出す作品を次々と発表し、注目を集めてきました。なかでも、家族をテーマにした三部作――『Le Père父』(2019年)、『Le Fils 息子』(2021年/2024年)、『La Mère 母』(2024年)は、日本でも上演され、観客・批評家の双方から高い評価を受けています。

本作『飛び立つ前に(Avant de s’envoler)』は、『Le Père 父』にも主演したフランス演劇界の名優ロベール・イルシュのためにゼレールが書き下ろした作品であり、彼が91歳で出演した最後の舞台でもあります。

その後、英訳版『The Height of the Storm』としてジョナサン・プライス主演で英国・ウエストエンドおよび米国・ブロードウェイで上演され、成功を収めました。以降も世界各国で上演され続けている、国際的に高く評価されている作品です。日本では、今回が待望の初上演となります!

“老い・愛・別れ”―かけがえのない時間と記憶を描く家族劇に、演劇界の精鋭が集結!

現代社会の中で複雑に絡み合う“家族”の姿を描いた『飛び立つ前に』。老い・愛・別れといった身近なテーマをミステリアスで繊細な心理劇として描く本作に、フロリアン・ゼレール作×ラディスラス・ショラー演出タッグの舞台ではお馴染みのメンバーから初参加まで、実力派の俳優陣が集結しました。

物語の中心となる著名な作家・アンドレ役に2019年に上演された『Le Père 父』で認知症の父役を演じ、菊田一夫演劇賞、読売演劇大賞・最優秀男優賞を受賞した橋爪 功。その妻・マドレーヌ役に『Le Père 父』で読売演劇大賞・優秀女優賞を受賞し、『Le Fils 息子』『La Mère 母』でも高い評価を得た若村麻由美、『Le Fils 息子』で初舞台を踏み、『Le Fils 息子』再演時には『La Mère 母』の出演と合わせて第59回紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞した岡本圭人が出演。さらに映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍し透明感ある演技が印象的な奥貫 薫と、近年では映画・ドラマだけに留まらず舞台での活躍も目覚ましい前田敦子がそれぞれ娘役を、元宝塚男役トップスターで現在は舞台中心に出演し重厚な演技で魅了する が謎の女性役として初参加して一筋縄では進まない作品に華を添えます。

どこにでもいる家族の物語だけでは終わらない、フロリアン・ゼレールが描く唯一無二の世界観。

観る人の数だけ受け止め方がある本作は、後々まで心に響き続けることでしょう。