流行語大賞、十大ニュース、今年の漢字―。こんな言葉が世間をにぎわすと、年の瀬だなあと思う。
秋田魁新報の読者が選ぶ2022年十大ニュースの第1位は「ミルハス オープン」だった。多くの県民がミルハスのオープンを祝い、喜び、受け入れてくれていることがこの順位につながったのだと思う。
振り返れば、6月5日の開館記念式典、9月23日のグランドオープン、こけら落とし公演。あの時のなんとも言えない熱気と興奮。いまもまざまざと思い返すことができる。
そして、徳永英明さん、高橋真梨子さん、山下達郎さん、チューリップ、アルフィー、島津亜矢さん、吉幾三さん、坂本冬美さん、山内惠介さん・・・。多くのアーティスト、歌手の方がステージに上がってくれた。そして「素晴らしい劇場」とお褒めの言葉もいただいた。何よりも公演を鑑賞しに来てくれた多くの人たちの笑顔が忘れられない。
大ホールの客席数は2007。東北でも最大級の劇場であるが、人気アーティストのチケット争奪戦は激しく、お気に入りのコンサートを鑑賞できなかった県民も多かった。完売はうれしい言葉ではあるが、その陰で泣いているファンがいることも忘れてはならない。
一方で“追っかけ”と呼ばれる熱烈なファンが県外からどっと詰めかけたコンサートもあった。SNSではコンサートも良かったが、秋田も良かったとの書き込みも。本県の観光、賑わい創出に微力ながら貢献できたと自負している。
オープン前には思いもよらなかった課題も見つかった。来館者の声に真摯に耳を傾けながら、より利用しやすい劇場へ努力を続けていく。
今年のミルハスは12月28日の秋田商業高校吹奏楽団定期演奏会(大ホール)と平原綾香さんのアコースティックライブ(中ホール)が最終。最後まで熱いステージが繰り広げられる。
新年は1月4日からスタート。4日は施設見学会が開かれます。事前の申し込み不要で、参加は無料。大中ホールや楽屋を案内します。ぜひ足をお運びください。
来年も魅力的な公演が目白押し。すでに公開となっている公演もあれば、まだ公開前の公演もあります。ミルハスでは精いっぱいの情報発信をしていきます。
もうミルハスに来たことがある人も、まだこれからという人もどうか楽しみにしていてください。
今年はミルハススタッフにとって、あっという間の1年でした。皆さまのご愛顧ありがとうございました。
来年が皆さまにとって幸多き年であることをお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。