ミルハスにとって、9月23日から25日までの特別な3日間が無事終わった。
23日は井上道義さんを指揮者に迎え、新日本フィルハーモニー交響楽団とピアニストの小山実稚恵さんとの共演、24、25の両日は德永英明さんのプレミアムアコースティックコンサートが大ホールで開かれた。
いずれも「ミルハス開館記念特別公演」の冠がつけられた。チケットはいずれも完売。チケットへの応募は多数に上り、高い倍率となり、まさにプラチナチケットとなった。それだけに観客の公演にかける期待は高かった。
それにこたえて、井上さん、新日本フィル、小山さん、德永さんとも期待を裏切らない素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。
小山さんは「会場が一つになって思いを共有できた」と、自らの演奏にも、観客の反応にも満足した表情で話した。德永さんはコンサート中に「秋田最高！！」とアピールしてくれた。
ミルハスのスタッフとして、この3日間にかかわれたことを幸せに思う。そして、観客の皆さんが演奏に、歌唱に満足して帰路についてくれたことをうれしく思う。何よりも事故なく、安全に運営できたことに感謝したい。
初日の23日は入退場時に不慣れなこともあり、ご迷惑をかけた面も少なからずあった。今後、経験を積むことで、一つずつ課題を解決していきます。
ミルハスはやっと産声を上げたばかり。これから演者、観客に何度も足を運んでもらえるように皆さんとともに育てていきたい。 最後に指揮者の井上さんからいただいたメッセージを紹介します。「素晴らしい建物と大ホール。環境も。もちろん響きも♪♪」。この言葉を胸に前へと進みます。