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【スタッフブログ】「劇場へ行こう」#019 完売御礼

2022.09.02

 あきた芸術劇場ミルハスのグランドオープン記念特別公演(管弦楽・新日本フィルハーモニー交響楽団、指揮・井上道義氏、ピアノ・小山実稚恵氏)の一般販売分が販売開始からわずか30分ほどで完売となった。県民を対象とした先行販売もたくさんの応募があり倍率は約3倍にも上った。続いての一般販売も予想はしていたが、それを上回る速さで瞬く間に売れてしまった。満席でこけら落とし公演を迎えられることは、本当に幸せである。チケットを購入していただいた皆さま、ありがとうございます。
 ミルハススタッフは特別公演に向けてラストスパートに入った。当日の人員配置、観客のみなさんの誘導、駐車場対応など万全の体制でお迎えしたい。そのうえで公演を楽しんでもらい、笑顔でお帰りいただくことが、スタッフ一同の願いである。
 ところで、公演などのチケットは完売と言うが、一般の商品の場合は売り切れという表現もある。この完売と売り切れはどう違うのか。
 一般的に完売は売り場の商品や在庫が全部売れてしまった上に、その商品の再入荷もなく、もう購入できない場合に使われる。一方、売り切れは全部売れてしまったところまでは同じだが、再入荷や再生産の予定があり、時間をおいて入手できる可能性がある場合に使われる。
 公演のチケットは、用意された席数分のチケットがすべて売れてしまうと、もう手に入れることができないことから完売を使う。
 ミルハススタッフにとって、完売はうれしい言葉である。これからの公演でも完売が続くことを祈るのみである。
 ただ、幸運にもチケットを入手できる人がいれば、残念ながらできない人もいる。人気公演であればあるほど競争倍率も高くなる。入手できない人には申し訳ない気持ちでいっぱいだが、あきらめずに次の公演に果敢にチャレンジしてほしい。そのためにも魅力的な公演をたくさん招聘したいと考えている。