あきた芸術劇場ミルハスは、練習スタジオ9室を備えている。合唱や楽器演奏、ダンスなどそれぞれの目的に応じた練習室です。ピアノやドラムセット、電子ピアノ、マイク、スピーカーといった楽器や音響機器、さらには大型の鏡などが設置されている。
練習室は6月6日から利用をスタート。秋田市内の音楽愛好者やアマチュアのロックグループなどが練習に使っている。日中は個人練習などに使われることが多く、夕方以降は、学生やサラリーマンのロックグループの練習が目立つ。アマチュアバンドのメンバーは「機材も新しいし、音響もいい。特にボーカルの声がよく響く。スペースも余裕がある」と話している。
ただ、まだまだ知名度は低いようで、もっと多くの人たちに利用してもらいたい。下見も受け付けているので、興味のある方はぜひとも一度、ミルハスに足を運んでほしい。
練習室の利用時間は午前9時から午後11時まで。空室があれば、当日の予約も受け付ける。
練習室のほかにも、いろいろな文化芸術活動に利用できる創作室が5室ある。うち2室は和室で、茶道や華道の練習にも使える。各種会議や打ち合わせにも使える研修室も3室備えている。
ミルハスといえば、大、中、小ホールでの公演がメインではあるが、県民が気軽に活動の場として活用できる空間も設けている。大きな劇場だからと遠慮することなく、気軽に利用してほしい。