【スタッフブログ】「劇場へ行こう」#012 ついに開館

　6月5日の開館記念式典、記念演奏を無事乗り切ることができた。指定管理者のスタッフ一同も、ほっと胸をなでおろしている。参加者からは「素晴らしい施設、素晴らしい演奏」との声をいただいた。
　6日からはいよいよロビーやホワイエの開放、一般利用が始まった（大、中、小ホールは除く）。開館の午前9時を待ちわびていたかのように、館内に入る県民の姿が見られ、その後もひっきりなしに県民が訪れた。
　自然光が降り注ぎ、明るくやわらかな雰囲気に包まれたエントランスロビー、さらにはエスカレーターを上って3階と4階のホワイエへー。来館者は興味深そうに施設内を巡っていた。総合案内に足を運び、いろいろと質問する来館者もいて、関心の高さがうかがわれた。「いいですね」と声をかけていただいた来館者の笑顔が印象的だった。
　それにしてもスマートフォンの普及と技術の発展には、あらためて驚かされる。若者から高齢者まで来館者の多くはスマホで気軽に、楽しそうに写真を撮っている。かつての写真はカメラで撮影し、現像、プリントは写真店でという時代はもう過去のものになってしまったのである。
　館内のカフェレストランC’ｓも途切れることなくお客さんが訪れ、ランチタイムには満席に。スタッフも大忙しで、うれしい悲鳴を上げていた。斎藤祐一店長は「初日から多くのお客さんに来ていただきうれしい。皆さんに愛されるC’ｓとなるよう頑張っていきたい」と話していた。
　ミルハスの運営は言うまでもなくこれからが肝心である。ミルハスの長い旅はまさに始まったばかり。これから山もあれば、谷もあるだろう。スタッフ一丸となって、一つ一つ課題をクリアしていく覚悟である。 　
　用事がなくても、気軽に立ち寄り、館内を散策してほしい。そしてミルハスを身近に感じて、コンサートなどの催しにも足を運んでほしい。それがスタッフ一同の思いでもある。