昨夜までの雨が上がり、思いのほか清々しい朝を迎えた。2022年6月1日。AAS共同事業体があきた芸術劇場ミルハスの指定管理者として新しいスタートを切った。これまでは、県の委託を受けての開館準備業務を進めてきたが、いよいよ本格的な管理運営を担うことになる。その分、背負う責任も重くなる。
1日の朝は、共同事業体を構成する県総合公社、秋田魁新報社、スペースプロジェクトからの出向者(35人)が出席して大ホールで神事を行い、劇場運営の安全と無事故を祈った。神聖な雰囲気の中、スタッフ一人一人が気持ちを新たに、業務により一層励むことを誓った。
スタッフ一人一人は生まれたところも違うし、育った環境も、これまでのキャリアも当然のことながら違う。だが、縁あってここミルハスに集い、県民に愛される劇場としたいとの思いは一つである。この縁に感謝したい。
5日の開館記念式典が近づいてきた。多くの人たちから「いよいよですね」と期待の声が寄せられている。スタッフもラストスパートに入った。まずは記念式典を滞りなく乗り切り、9月23日のグランドオープンに向かいたい。