【スタッフブログ】「劇場へ行こう」＃99　ハスの果托たくさん、一部は朽ちて

　７月から８月にかけハスの花がたくさん咲いた、あきた芸術劇場ミルハス近くのお堀（大手門の堀）では今、焦げ茶色になったたくさんのハスの果托（かたく）が見られます（写真１枚目）。

　咲いているうちは花托（かたく）、実になると果托と言うようです。若い果托（写真２枚目）は、たくさん目が並んだような見た目であまり評判がよくないようですが、種を落とし乾燥してひび割れ始めたような果托（写真３～５枚目）は何だか芸術的な趣きを感じさせます。写真５枚目の果托からは「もう思い残すことはない」というつぶやきが聞こえそうです。

　果托はトンボの休憩所にもなります（写真６枚目）。種を抱えたまま水面に落ちた果托もありました（写真７枚目）。穏やかな「終わり」は、来年の萌える命につながっていきます。