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【スタッフブログ】「劇場へ行こう」#85 樹脂粘土の花ロビー彩る 13日からクレイフラワー展

2025.05.12

 「クレイフラワー展2025—花に集う―」があす13日から、あきた芸術劇場ミルハス1階エントランスロビーで開催されます。樹脂粘土で作った美しいクレイフラワー作品約80点を見ることができます。入場無料。16日まで。

 秋田市のクレイフラワー教室「ベルクレイフラワー」(浅利百合子さん主宰)の主催。12日は展示作業が行われ、教室の生徒や浅利さんら25人が作った色とりどりのクレイフラワーがエントランスロビーを彩りました。

 クレイフラワーは樹脂粘土に油絵具を混ぜて着色し形を作ります。爽やかな水色の花「デルフィニウム」を模した作品は、切子の花瓶と合わせて涼しげな印象に。ピンク色のアマリリスは、針金と樹脂粘土を組み合わせて作ったウンリュウヤナギを添えた華やかな作品です。展示は窓を通して外からも目を引きます。

 展示時間は午前10時~午後5時(最終日は4時まで)。浅利さんは「クレイフラワー作りは簡単ではないけれど、試行錯誤してイメージ通りの作品ができた時はうれしさがこみ上げる。ぜひじっくりと作品を見てほしい」と話しています。

 1階エントランスロビーで展示やコンサートなどを行いたい場合、占有する床面積に応じた利用料金をいただきます。料金は1日1平方㍍当たり200円。ただし、大ホールや中ホールで公演がある日などは利用できないこともあります。利用を希望する場合はミルハス(018-838-5822)にご相談ください。

クレイフラワー作品約80点が並ぶ1階エントランスロビー
クレイフラワーを木枠の箱に入れた浅利さんの作品
まるで本物のような精緻な作品の数々
展示方法にもこだわりが見える