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【スタッフブログ】「劇場へ行こう」#84 大手門の堀の「逆さミルハス」、今季あとわずか

2025.05.02

 あきた芸術劇場ミルハスの南側の窓際に立ち並ぶ大ケヤキが葉っぱを吹き始めました。5月中には、ハスの葉が水面に姿を見せ始めるでしょう。いずれもあっという間に生い茂ります。ミルハスの窓はどんどんケヤキの葉で隠され、大手門の堀の水面はみるみるハスの葉の陰に隠れていきます。そうなると、定位置から見られる「逆さミルハス」はしばらく「お預け」に。次に基本的な条件がそろうのは、花の終わったハスが刈り取られ、ケヤキが葉を落とす秋です。

 天候の条件までそろった夜の、灯りをまとった逆さミルハスはなかなかの雰囲気です。4月30日の夜、曇りでしたが風が弱かったので定位置へ行ってみました。水面がかなり落ち着いたときで写真のような状況でした。午後8時の少し前です。この日は大・中ホールで夜の催事がなかったので、その後、午後8時ごろには上階の照明が落とされました。

 残り少ない今季、鏡のような水面に映るミルハスに出会うチャンスはあるでしょうか。