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【スタッフブログ】「劇場へ行こう」#004ミルハスに興味津々

2022.01.18

 応募者数915人、倍率は実に7・6倍に。1月29日と2月5日に行われるあきた芸術劇場・ミルハスの建設現場見学会に予想を大きく上回る応募が寄せられた。劇場開館準備事務所のスタッフからは驚きとともにうれしい悲鳴があがった。厳正な抽選の結果、121人の当選者が決まった。
 惜しくも落ちた方には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいである。ぜひとも他の機会をとらえて、県民の皆さまを対象とした見学会を開催したい。
 ミルハスへの県民の期待の大きさであると信じている。もちろん新しい物好きの県民性も多少は反映しているだろう。ミルハスは現在も工事の真っただ中にある。完成までの過程を短い時間ではあるが、見学できるのは貴重な機会である。
 ただ、照明も完成しておらず、ミルハス内は暗く、暖房設備も稼働していない。トイレも使えない。工事中ゆえに不自由を強いられることもあるが、それも含めての現場見学会であることを納得したうえで参加してほしい。
 見学会では、施設の概要を体感してもらうとともに、完成後はぜひともコンサートやライブに参加したいと思ってもらうことも大切である。そんな思いにつながるような見学会にしたい。
 「雪が解けると何になる」との問いに、「水」ではなく「春になる」と答えた子供がいたことが思い出される。「冬来たりなば、春遠からじ」。春の足音ともに、ミルハスの開館も一歩ずつ近づいてきている。皆さまに喜ばれる、魅力あふれる劇場となるよう、スタッフ一同、準備に万端を尽くしています。